🌱アトリエミツトパンのミッションステートメント

カスタマーにとっても、ミツバチにとっても、安心・安全なほんもののはちみつをお届けし、みなさんを笑顔にします。
アトリエミツトパンは、ほんもののはちみつをお届けするはちみつ屋さんです。6年前から修行をはじめて、やっとミツトパンだけのこだわりのはちみつを採蜜することができるようになりました。
はちみつのほんとうの美味しさを追求し、100%ピュアな理想のローはちみつを採蜜し、販売します。
まだまだひよっこで、たくさんアドバイスをいただきながらの運営です。
一緒に盛り上げていただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします☺︎
🍯知ってほしい、アトリエミツトパンのこと
採蜜は年に一度だけ
アトリエミツトパンでは、ミツバチや養蜂家が初夏に向けて採蜜の準備を始める少し前に、一度だけ、蜜枠を空にするために事前採蜜を行います。「アカシアの森のはちみつ」の理想のブレンドにするために、入る蜜をコントロールするためです。この事前採蜜では、はちみつはほとんどとれませんが、こちらは私の日々の食卓の梅蜜シロップやはちみつレモンシロップ、ジンジャージャムの材料になります。
ここで空っぽになった蜜枠に、ミツバチは新たに蜜をためていきます。
安曇野の春はかなり寒く、また山際は気温が上がりきらないので、ミツバチたちはあまり活動的ではありません。春の蜜は入ってもすぐに消費され、夏のはじめに入る、フジやカエデがほんの少しだけ残ります。ここにアカシアのはちみつがたっぷり入って、理想のブレンドがなされるのです。
これが「アカシアの森のはちみつ」の美味しさの秘訣です。
養蜂家によっては春も、夏も、秋も、はちみつを採蜜します。
これは私、個人のポリシーですが、アトリエミツトパンの採蜜は初夏の一回だけです。ごくごく稀に桜のはちみつだけは、少数精鋭で狙いに行くことがありますが、それ以外のはちみつはすべてミツバチたちのものです。
もらいすぎず、頼りすぎず、長く長く共生していくことが目標です。
採蜜は蓋蜜になってから、だから加熱・乾燥処理はしない
アトリエミツトパンのこだわりの一つは、蓋蜜のみを採蜜すること。実はこれは、大変、作業効率が悪いです。
まず蓋蜜になるまで待つ間に、花の開花時期がほぼ終わってしまいますから、採蜜は一回だけ。一般的な養蜂に比べると採蜜量が極端に制限されます。蓋蜜は単純に重いので、採蜜の際に蜜枠を運びにくいですし、蜜自体の粘度が高いので遠心分離機にかけても、しぼりにくい。さらに毎度毎度、蜜蓋を切り落とす作業が入るので、仕事はいっこうにすすみません。
さらに、盛り上がった蜜蓋を切り落とすたび、蜜蝋のカケラが蜜の中に落ちるので、絹ごししても、稀に微細なカケラがはちみつの中に残ってしまうことがあり、これもデメリットと言えるでしょう。
それでも加熱・乾燥処理はしたくないので、時間をかけて採蜜します。
微細な蜜蝋のカケラなどについては、どうかご容赦ください。
安心・安全、無添加、非加熱
「アカシアの森のはちみつ」は、このように自然の森の中でとれるはちみつです。何も加えません。こちらを一回だけ絹ごしして、充填タンクに入れて充填します。
本来、はちみつは、充填タンクに入れてから少し休ませます。はちみつは粘度が高いので、絹ごしする際に蜜の中に細かな気泡が散るのですが、こちらの気泡がそのまま瓶などに充填されると、はちみつの表面に薄い膜が張ったように白く残ってしまって、見栄えが悪いからです。
けれどアトリエミツトパンのはちみつはこの時間を取ると、はちみつの流動性がさらに低くなり、充填しにくくなってしまいます。フードロスの観点からも、あまり理想的ではないので、気泡が抜けきらない場合でもそのまま充填作業に入ります。気泡に重さはありませんので、皆さんにお届けするはちみつの量は減ったりしません。ただ少し見栄えが悪くなるかもしれません。
どうかこの点だけご理解ください。
また、冬場も適温で管理して、結晶化させません。こちらを暖かい室内でゆるませてから充填します。
夏場もミツバチの巣箱の自然な温度帯の内で管理します。つまり36℃-40℃未満です。栄養素が失われることはありません。
🐝セイヨウミツバチの巣箱は常に36℃くらいに保たれ、真夏の炎天下や分峰熱が高まるときには、稀に、巣箱の中心温度は、一時的にですが39℃弱まで上がるそうです。
アトリエでの保存は、変質しないステンレスの一斗缶を使用
アトリエミツトパンは、はちみつの保存にはステンレスの一斗缶を使用します。変質しにくく、長期保存にも耐えうる素材です。
これ、充填すると24キロにもなります。はちみつ、ひと缶って、持ち上がらないくらいに重いのです。