プルマンブレッド、プルマン食パンともいう。食パン型に生地を入れて蓋をして焼いた角食パンのこと。
19世紀の終りに、プルマン社が製造した食堂車で、ふた付きのケースでサンドイッチ用のパンを焼いていた。この車輌は「プルマンカー」と呼ばれていたので、プルマンカーの形に似たパンを「プルマンブレッド」と呼ぶようになったと言われる。
「おいしいパンの百科事典」より( https://www.panpedia.jp/Index/ )
これに対して食パン型の蓋をせずに焼いたパンを 山食パン 、イギリス食パン などと呼び区別する。
厳密にはこの二つのパンは配合の特徴にも差があり、角食パンはより リッチな 配合で、山食パンはより リーン な配合で焼かれることが多い。現在ではさまざまなレシピが出ているので配合については曖昧になりつつある。