は ち み つ 購 入 ガ イ ド

アカシアの森のはちみつは100%ピュア、安曇野の森の奥で採れたはちみつです。もくもくと働く元気な強群で採蜜しました。

勢いのある強群は、流蜜期のほんの数日で蜜枠のほぼ全面を蜜で満たします。でもまだまだ採蜜の時期ではありません。枠を持ち上げればこぼれてしまうようなさらさらの状態でははちみつとしてはまだ未熟だからです。

そこからさらに数日を経て、蜜枠はぱんぱんになります。ミツバチたちは集めてきた花蜜を、薄い膜状に伸ばしたり、羽で風をあてて乾かしたりして濃縮し、蜜枠の全面に蓋をかけます。こぼれないようにふっくらと盛り上がった蓋がほどこされるのです。

アトリエミツトパンが採蜜するはちみつは、全面が蓋になったものだけ。

こんな風に。

このふっくらと盛り上がった蓋を蜜刀で一枚一枚、手作業で切り落とします。原始的でとても時間がかかる非効率的な採蜜方法ですが、これが最も安心感があり、またおいしい。

だから完熟。

ひとつ、お伝えしておきたいことがあるとすれば、工場で量産されたはちみつと比べると、採蜜したてのはちみつは完熟であってもテクスチャーは意外とさらっとしています。そして自然な花の香りと酸味があり、甘露飴のような(甘露飴の主な原料は煮詰めた砂糖と水飴です / 甘露飴はおいしいですがはちみつとは違うおいしさですよね)匂いはしません。

元気で、働き者で、生命力に満ちあふれ、勢いがある、そんな自慢のミツバチたちで採蜜しました。

ぜひ召し上がってください。