【酵母のディアマンクッキー】

酵母クッキーの作り方。

自家製酵母とはちみつで作ります。トッピングシュガーで飾ってキラキラにしますよ。ちょっとした贈り物にも最適なのでぜひトライしてください。

自家製酵母はルヴァンリキッドを使用しましたが、どんな酵母でも作ることができます。水分量だけTA200(粉と水分=1:1)に合わせてください。固めの元種を使用される場合は、牛乳やプラントベースミルクなどで調整してください。

食感はざくざくです。グラハム粉のおかげです。代わりにナッツパウダーなどをくわえるともう少しさっくりすると思います。お好みでいろいろ試してみてください。私はこのざくざくが大好きで、グラハム粉が定番になりました。

ルヴァンリキッドの捨て種消費にもとても便利なレシピですよ。

木琴堂チャンネルでは長野県【安曇野養蜂苑】のアカシアはちみつを使用しています。

■YouTube

■酵母クッキーの材料
—-約60枚分

・バター 100g
・きび糖 85g
・はちみつ 30g
2g
ルヴァンリキッド  120g
薄力粉 300g
グラハム粉 60g
・ホワイトチョコレート 80g
・クランベリー 100g
・トッピングシュガー 適宜

焼成
予熱180℃
焼成160℃で20分

ルヴァンリキッドはその他の酵母で置き換えることができます。粉と水分の割合を1:1に調整してください。

焼成温度はお持ちのオーブンに合わせて調整してください。

チョコチップクッキーの場合

ホワイトチョコレートとクランベリーの代わりにチョコレートチップ160gを加えます。

■酵母クッキーの作り方

フローチャート

クッキー作りの流れをざっとさらいます。おおよその時間割です。

計量・下準備(5分)

材料混合(5分)

成形(5分)

冷蔵発酵(3時間〜5日間)

仕上げ成形(5分)

焼成(20分)

完成!

あくまでも目安です。要所、要所で、生地の温度や質感を見極めてください。

下準備

バター

バターを常温に戻します。

粉類

薄力粉をふるいます。

クランベリーとホワイトチョコレート

クランベリーとホワイトチョコレートを刻みます。

1

バターときび糖を合わせて軽くホイップします。

ルヴァンリキッド、塩、はちみつを加えてよく混ぜます。

2

粉類を加えざっくりと混ぜます。さらにホワイトチョコレート、クランベリーを加えて、ひとかたまりになるまで混ぜ、4分割します。

3

直径3cmくらいの筒状に成形します。冷蔵庫で生地を休ませます。

発酵時間はお好みで3時間から5日ほどで調整してください。水分量が低いのでさほど食感に差は出ないかと思いますが、日をおくほどに軽くなるはずです。冷凍する場合はかなり日保ちするとは思いますが、自己責任で保存してください。

4

生地の側面にトッピングシュガーをまぶして、5〜8mmの幅でカットします。

オーブンシートに並べて焼成します。

焼成
予熱180℃
焼成160℃で20分

■参考書

増沢恵子著(2005)『天然酵母でつくるお菓子』文化出版局

今回のレシピでは、この書籍にダイレクトにお世話になったわけではないのですが、私の酵母スイーツのベースはここにありますので記しておきます。使用している酵母はホシノです。ホシノを自家製酵母に置き換えたら……と脳内変換しながら読んでいます。

この本が好きすぎて、いつもキッチン台のそばに置いてます。知らない素材や名前がたくさん出てくるので、決して作りやすいわけではないのですが、トライしてみたものはどれもたいへんおいしいです。初心者さんには難しいかもしれません。私にも難しいです。さっぱりわからない素材が出てきたりします。製パン、製菓の中級、上級のかたには素敵な指南書になるのではないでしょうか。

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アトリエミツトパンははちみつとパン(とトマト)をこよなく愛する晴が主宰するアトリエです。 はちみつの魅力や可能性、レシピの発信を行っています。 自家製のパンについても勉強してきたことをじゃんじゃんシェアしていきますね。 どうぞよろしくお願いします。