酵母クッキーの作り方。
自家製酵母とはちみつで作ります。トッピングシュガーで飾ってキラキラにしますよ。ちょっとした贈り物にも最適なのでぜひトライしてください。
自家製酵母はルヴァンリキッドを使用しましたが、どんな酵母でも作ることができます。水分量だけTA200(粉と水分=1:1)に合わせてください。固めの元種を使用される場合は、牛乳やプラントベースミルクなどで調整してください。
食感はざくざくです。グラハム粉のおかげです。代わりにナッツパウダーなどをくわえるともう少しさっくりすると思います。お好みでいろいろ試してみてください。私はこのざくざくが大好きで、グラハム粉が定番になりました。
ルヴァンリキッドの捨て種消費にもとても便利なレシピですよ。
木琴堂チャンネルでは長野県【安曇野養蜂苑】のアカシアはちみつを使用しています。
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■酵母クッキーの材料
—-約60枚分
・バター 100g
・きび糖 85g
・はちみつ 30g
・塩 2g
・ルヴァンリキッド 120g
・薄力粉 300g
・グラハム粉 60g
・ホワイトチョコレート 80g
・クランベリー 100g
・トッピングシュガー 適宜
焼成
予熱180℃
焼成160℃で20分
ルヴァンリキッドはその他の酵母で置き換えることができます。粉と水分の割合を1:1に調整してください。
焼成温度はお持ちのオーブンに合わせて調整してください。
チョコチップクッキーの場合
ホワイトチョコレートとクランベリーの代わりにチョコレートチップ160gを加えます。
■酵母クッキーの作り方
フローチャート
クッキー作りの流れをざっとさらいます。おおよその時間割です。
計量・下準備(5分)
↓
材料混合(5分)
↓
成形(5分)
↓
冷蔵発酵(3時間〜5日間)
↓
仕上げ成形(5分)
↓
焼成(20分)
↓
完成!
あくまでも目安です。要所、要所で、生地の温度や質感を見極めてください。
下準備
バター
バターを常温に戻します。
粉類
薄力粉をふるいます。
クランベリーとホワイトチョコレート
クランベリーとホワイトチョコレートを刻みます。
1
バターときび糖を合わせて軽くホイップします。
ルヴァンリキッド、塩、はちみつを加えてよく混ぜます。
2
粉類を加えざっくりと混ぜます。さらにホワイトチョコレート、クランベリーを加えて、ひとかたまりになるまで混ぜ、4分割します。
3
直径3cmくらいの筒状に成形します。冷蔵庫で生地を休ませます。
発酵時間はお好みで3時間から5日ほどで調整してください。水分量が低いのでさほど食感に差は出ないかと思いますが、日をおくほどに軽くなるはずです。冷凍する場合はかなり日保ちするとは思いますが、自己責任で保存してください。
4
生地の側面にトッピングシュガーをまぶして、5〜8mmの幅でカットします。
オーブンシートに並べて焼成します。
焼成
予熱180℃
焼成160℃で20分
■参考書
増沢恵子著(2005)『天然酵母でつくるお菓子』文化出版局
今回のレシピでは、この書籍にダイレクトにお世話になったわけではないのですが、私の酵母スイーツのベースはここにありますので記しておきます。使用している酵母はホシノです。ホシノを自家製酵母に置き換えたら……と脳内変換しながら読んでいます。
この本が好きすぎて、いつもキッチン台のそばに置いてます。知らない素材や名前がたくさん出てくるので、決して作りやすいわけではないのですが、トライしてみたものはどれもたいへんおいしいです。初心者さんには難しいかもしれません。私にも難しいです。さっぱりわからない素材が出てきたりします。製パン、製菓の中級、上級のかたには素敵な指南書になるのではないでしょうか。