自家製の蜜蝋から蜜蝋キャンドルを作ります
#蜜蝋
#蜜蝋キャンドル
#カヌレキャンドル
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材料と道具
カヌレ型4個分
蜜蝋 | 200g |
スイート アーモンドオイル | 20g |
オレンジの精油 | 6g |
道具
琺瑯鍋 | |
ジャムスプーン | |
琺瑯ボウル | |
カヌレ型 | |
キャンドル芯 | |
クリップ |
作り方
1.
蜜蝋を溶かす
2.
完全に解けたら、スイートアーモンドオイルを加えてよく混ぜる
3.
加熱を止めてから精油を混ぜる
4.
キャンドルの方に流し入れる
5.
完全に固まったら型から取り出す
6.
キャンドルを灯したときの火の大きさのバランスを考えながら、キャンドル芯の長さを整えて、完成!
キャンドルの芯を必要な長さに切り揃え、溶かした蝋に浸してから水漬けして固め、真っ直ぐにしておく
2.
キャンドル型の底に芯が通るくらいの穴をあけ、乾いた芯を穴に通して、真っ直ぐ立ち上げる
クリップで芯をつまんで、芯が倒れないように支える
ノート
✤
蜜蝋はテーブルや道具などにこびりつくと除去するのは難しいです
まず汚染させないことが重要なので、テーブルにオーブンペーパーを敷いたり、道具は蜜蝋の精製専用のものを用意すると良いと思います
付着した蜜蝋を除去するには、①温めて拭き取る、あるいは②固まったところを削り取る、少量であれば③アルコールで摩擦しながら拭き取るのが有効です
決して水道に流さないこと
水道管に付着してつまりの原因になることもあります
✤
蜜蝋は熱しすぎると発火する恐れがあります
直接加熱するのではなく湯煎にかけたり温度管理しやすい電気コンロなどを使用し、62℃に近い温度帯で管理してください
✤
蜜蝋を流しこむ型の材質はシリコンがおすすめです
あるいは予算のある方はポリカーボネート製のものを使用してもいいと思います
ポリカーボネート製はチョコレートの型などで使われることがありますが、ちょっと高価なので、お財布と相談してください
もっと手軽に作る場合には、紙コップを利用して作るのもいいかもしれません
✤
今回のレシピのスイートアーモンドオイルはキャリアオイル、キャリアオイル とは蜜蝋と混ぜ合わせてキャンドルのベースとなる部分を作るオイルです
蜜蝋キャンドルはもちろん蜜蝋100%でも作ることができますが、調べてみたところ、燃焼効率や扱いやすさ、またコストの面から、キャリアオイルを配合して作るキャンドルのレシピが人気のようでした
キャリアオイルを配合する割合は書籍やサイトによって様々で、蜜蝋に対して5%〜500%(!)まで幅がありました
いろいろ悩んだりもしましたが、今回は20%で作っています
いずれキャリアオイルの配合率による燃焼時間を比較してみたいものです
✤
今回はオレンジの精油 / エッセンシャルオイルを使用していますが、特別な香りをご所望でなければ特に加える必要はないです
ただ蜜蝋キャンドル自体は期待されるほどに良い香りはしません
むしろ敏感な方は蜜蝋独特の香りが気になるかもしれませんので、苦手な方は、柑橘系やジャスミンなんかの鮮やかな香りを足してみると使いやすいかもしれません
思い切ってバニラとココナッツなんかで甘さを強調しても楽しそうです
私は夏場にレモングラスとシトロネラ(ゼラニウムもいい香りです)で虫除けキャンドルを楽しみますが、これも爽やかでおすすめです!
蜜蝋キャンドルの効果
天然の空気清浄機だと言われています
蜜蝋キャンドルは燃焼中にマイナスイオンを発生させます
このマイナスイオンは空気中のゴミ(花粉やPM2.5サイズの汚れやにおいなど)を吸着し、重くなって床に沈んでくれるそうです
床にゴミを集めて、空気を綺麗にしてくれるんですね
つまりキャンドルを灯している間はなるべく静かにすごして、床に落ちたゴミなどを再び空中に舞い上げないようにしましょう
その方が蜜蝋キャンドルの空気浄化の効果は高いはずです
花粉症
喘息
アレルギー反応の改善
1/fゆらぎ
自然界にあるあらゆる「ゆらぎ」の波長がキャンドルの炎の揺らぎと同調するそうです
人間の鼓動もまさに同じものなのだとか
ですから人は、星の瞬きや小川のせせらぎに癒されるのですね
キャンドルの炎の「1/f ゆらぎ」を見つめることで副交感神経が優位になり、リラックスした状態を維持することができます
リラックス
オレンジの炎
オレンジ色がもたらす効果はあなどれません
緊張を和らげて力を発揮しやすい状態をもたらし、親しみを感じさせてそれぞれの団結力を高め、エネルギーと開放感をもたらし、また食べ物を美味しそうに見せることで食欲の増進効果もあるようです
つまり大切な人たちと貴重な時間を共有する、そんなひとときに蜜蝋キャンドルがあれば、その空間はきっと完璧になるでしょう!
緊張を和らげる
親しみを感じさせる
エネルギーを与える
食欲増進
100%天然素材
その他のキャンドルと比べて黒煙や煤が出ないところも蜜蝋キャンドルをおすすめするポイントです
また融点が62℃と高めなので、その他のキャンドルよりもゆっくり溶けてゆっくり燃えます
さらに、こんなことも噂されています
蜜蝋ははちみつと同じように天然のサプリメントとも言える栄養素をふんだんに含みますが(ここまでは本当です)、それらの栄養素を燃焼させて空気中にはなってくれるのだそうです
ちょっとこの「空気中に栄養成分をはなつ」という部分はいまいち仕組みが理解できなかったので、本当に効果があるのかはわかりませんが、とにかく、燃やしてもすべて身体に害のない天然成分であることは間違いありません
何より、配合を工夫して作った蜜蝋キャンドルは、溶かした後の蝋を素肌に塗ってボディクリームとして楽しむこともできるそうです
ぜひ作ってみたいものですね
空気を汚さずに安心して楽しむことができる
キャンドルが長持ちする