ハッピーハロウィーン!!
ハロウィンにぴったり【おばけマシュマロ】の作り方。
型に入れて作るマシュマロと違って絞り出しのマシュマロなので、イタリアンメレンゲで保形性の高い生地を作ります。ひとつひとつのフォルムに表情があり、愛嬌たっぷりなところがおすすめのポイント。最後はおばけの顔を描いて仕上げます。
マシュマロは工程も少なく、冷やすだけで作ることができる簡単なものなので、大量生産にももってこいです。びっくりするくらいふわふわに仕上がりますよ。
はちみつを水飴の代わりに使用しています。グラニュー糖の再結晶化を防いでくれるのだそうです。
木琴堂チャンネルでは長野県【安曇野養蜂苑】のアカシアはちみつを使用しています。
■YouTube
■おばけマシュマロの分量
—-20〜30個分くらい
ゼラチン
・冷水 37g
・粉ゼラチン 12g
シロップ
・水 20g
・はちみつ 35g
・グラニュー糖 110g
メレンゲ
・卵白 50g
・グラニュー糖 10g
・バニラエッセンス
フードカラー
・赤
・黒

■おばけマシュマロの作り方
フローチャート
マシュマロ作りの流れをざっとさらいます。おおよその時間割です。
計量・下準備(5分)
↓
メレンゲの泡だて(3分)
↓
シロップ加熱(5分)
↓
メレンゲとシロップの混合(3分)
↓
バニラエッセンス追加+泡だて(7分)
↓
レスト(10分)
↓
絞り出し(3分)
↓
顔描き(1分)
↓
冷蔵
↓
完成!
シロップの温度管理
125℃
あくまでも目安です。要所、要所で、生地の温度や質感を見極めて進めてください。

下準備
ゼラチンの準備をします

冷水にゼラチンをふりいれます。均一に、溶け残りがないように満遍なくふりかけます。
卵白を軽く泡だてます

卵白をハンドミキサーの低速で攪拌して、コシを切ります。軽く泡だてたらグラニュー糖を加えます。全体が気泡を含んでもったりとするまで泡だてます。
1

ソースパンに水、はちみつ、グラニュー糖を加えて加熱します。

125℃になったら火から下ろし、ふやかしておいたゼラチンを手早く加え攪拌します。
生地が膨らんで蒸気が上がるので、火傷に注意してください。このとき、ゼラチン独特の香りがするので、苦手な方はマスクなどで防ぐといいと思います。
2

軽く泡だてておいた卵白にゆっくりとシロップを注ぎます。ハンドミキサーは低速で攪拌をつづけます。シロップが混ざったら、粗熱が取れるまで高速で泡だてます。
3

バニラエッセンスを加えます。

マシュマロ生地が固まりはじめ、ハンドミキサーが重たく感じるようになるまで泡だてます。
4

マシュマロの生地を絞り袋に入れ、ワックスペーパーの上に絞り出します。
5

フードカラーを少量の水で溶き、マシュマロ生地と合わせて色付きの生地を作ります。おばけの目とほっぺを描きます。
6

マシュマロが固まるまで冷蔵庫で冷やします。
7

コーンスターチをふりかけて、マシュマロをワックスペーパーから剥がします
8
完成!

■ポイントとコツ
マシュマロ生地のかたさ
マシュマロはゼラチンでかためているので、生地が固くなりすぎた場合はボウルごと湯煎にかけるなどして温めてください。逆に緩すぎると保形性が良くないので、少し時間を置いて固めてから絞り出すとうまくいくと思います。
■材料
フードカラー
赤と黒、今回は天然のフードカラーを使用しています。焼き菓子などには色がつきにくいですが、マシュマロは少量でもきれいに色が出ますよ。
ゼラチン
こちらのゼリエースを使用しています。
■道具
ハンドミキサー
パナソニックさんのこちらです。比較的、低速でじっくり攪拌していく感じです。
口金2種
10mmの丸口金とウィルトン丸口金ラウンドチップ#2です。
野田琺瑯のバット
よく使用している野田琺瑯のバット(アイボリー)です。温かみがあって好き。ホワイトシリーズの方だと在庫があるみたいなのでホワイトシリーズのリンクを載せておきます。
小さい方からキャビネ、21枚取り、15枚取りです。
アイボリーはなんともう生産されないらしいです。悲しいな。
スケール
欠かせないのはスケール。3kgまで、0.1g単位で計ることができるものをおすすめします。私が使用しているのはタニタのスケールです。