アレンジレシピのご紹介。木琴堂流【はちの巣ケーキ】の作り方。
とにかくたいへん簡単です!
そして焼き上がりの「はちの巣感」が素朴でキュート。
本家はどっしりした食感なのですが、木琴堂ではカリッとさっくり、とにかく軽めになるようにアレンジしました。主には、カッテージチーズをクリームチーズに、強力粉を薄力粉に、その他は細々と材料分量ともに変更を加えていますので、本家さんと作り比べてみるとガラっと違う食感が楽しめますよ!
*参考
【メグミルク】「はちの巣ケーキ」栗原はるみさんのレシピ
→ https://www.meg-snow.com
はちの巣ケーキの作り方
材料
18cmタルト型
・薄力粉 142g
・ベーキングパウダー 5g
・グラニュー糖 25g
・クリームチーズ 120g
・牛乳 45g
・米油 20g
・はちみつ 40g
・発酵バター 40g
・グラニュー糖 20g
*焼成
予熱170℃焼成170℃で25分
*
オーブンの癖等で焼成温度や時間はかなり変わってきますので、それぞれ調整してください。

作り方
下準備

粉類の準備薄力粉、ベーキングパウダーを合わせてふるっておきます。
1

グラニュー糖、クリームチーズに粉類をふるい入れて、よく混ぜます。

こねるのではなく、スケッパーなどで切り混ぜたり、両手ですり混ぜたりしながら、細かなそぼろ状にします。
2

牛乳、米油を加えてひとまとめにします。ここでもできるだけこねないように気をつけます。
3

タルト型に詰めます。タルトの模様が綺麗に出るように、側面に隙間ができないように詰めてください。

一面、均等に詰めたら、フォカッチャのように生地の表面に穴を開けます。

この穴が美味しさのポイントです。生地の表面にはちみつを塗るのですが、このくぼみに溜まったはちみつが、焼き上がりの味わいの良いアクセントになります。ケーキをかじると、所々に濃いめのはちみつの甘みと風味を感じることができるのです!
4

はちみつを塗ります。

発酵バターをちぎってのせます。

グラニュー糖をちりばめます。

このケーキは生地の表面と側面の食感が大切です。はちみつも、バターも、グラニュー糖も、満遍なく全体に散らしてください。特に側面の円周に沿うように丁寧に散らすことが大切です!
5
焼成します。

ポイントとコツ
アレンジしたポイント
栗原はるみさんのレシピでは強力粉を使用しています。粉の量も多めです。なので食感はパンとケーキの中間くらい。朝ごはんにもおすすめ、とおっしゃっている通りの食感です。少し重ためですので、木琴堂では軽めに仕上げたくて、薄力粉を使用し、粉の割合も下げています。
カッテージチーズをクリームチーズに置き換えているのは、単純にこちらの方が手に入りやすいからです。クリームチーズは冷蔵庫に常備されている方も多いと思います。
粉量を減らした分、クリームチーズの割合を上げています。コクが増しておいしいですよ。
その他、バターを発酵バターに変えています。また、全体的に分量のバランスを変更して、軽い焼き菓子に仕上げています。でも見た目の素朴な可愛さはそのままです。間違いなし、です。

焼き菓子はどんなものでも、焼き立ては粉の香りがはっきりでるので、しっかり冷ましてから召し上がってください。はちみつの贅沢な香りとカリッカリの食感をぜひぜひお楽しみください。