蜂蜜酒「ミード」って知ってる?

蜜月(honey moon)が語源だと言われるハネムーン。結婚してからのあまーい1ヶ月、このハネムーンの間、ゲルマン民族の夫婦は蜂蜜酒を飲んで幸せな新婚生活を送っていたんだそう。

ミードの歴史はワインよりも古く、人類最古のお酒と言われているのです。ヒンドゥー聖典やプラトンの文献、なんとギリシャ神話にまで登場する「ミード」。様々な薬効があり、薬(medicine)の語源にもなってしまったというのですから驚きです。

甘くて、健康的で、夫婦円満の秘訣でもあった蜂蜜酒「ミード」を作ってみたい!

原料は天然のはちみつと水だけ。発酵を安定させるためにイーストを添加する方法もあるようです。北欧を中心とした甘みの強い古典派、甘みの少ないスッキリとしたテイストのモダン派、またハーブやスパイス、果物などを漬けこんだ個性的なものなどなど、種類はさまざま。
どれもとっても美味しそう。

でも日本では酒税法に違反してしまうので、家庭で手作りのミードを楽しむことができません。

そこで酒税法に違反しないように、はちみつエキスを混ぜるだけのお手軽ミード風サングリアにしてみたよ。

甘くて芳醇!
バレンタインに是非いかが?

材料

・はちみつ ワインの分量の20%
・お好みのフルーツ
・お好みのスパイス
・ワイン赤・白 お好みで

作り方
20分(寝かせる時間を除く)

下準備

・保存容器(耐熱のもの)と使用する道具を熱湯で消毒する
・白ワインは飲む直前まで冷蔵庫で保存する
(赤ワインはお好みで)

材料を切って容器につめる

果物をざく切りにする。消毒した保存容器に入れ、はちみつとともに漬ける。お好みでシナモンスティック、スターアニス、クローブなどのスパイスを加える。

保存する

涼しい場所で保存し、日に1回は容器ごとふって中身を混ぜる。ひと晩〜ふた晩ではちみつと果物が馴染んで、はちみつエキスができあがる。飲む直前まで冷蔵庫で保存する。

ワインを加える

飲む直前にワインを加え、その場でステアして提供する。

ポイントとコツ

はちみつの分量

ミードの作り方にもよるのですが、使われているはちみつの分量はおおよそ25%以上。それを発酵させているわけですから、その糖分のうちのいくらかは酵母が分解してアルコールにしているということです。
今回、家庭でつくるミード風サングリアは、もちろんお酒づくりではありませんから、使ったはちみつはそのまま甘みとして味わいに残ります。ですので25%より少なめに配合してあります。
それでもかなり甘め!
このあたりはお好みで調整してください。

家庭でつくることができないアルコール分はワインで補います。赤でも白でもお好きなものを。
ただ、本物のシンプルな原料のミードははちみつ色ですから、白ワインがベターかも。

酒税法について

実はサングリアの一般的な作り方のように、口にする何日か前からワインと果物を一緒に漬けこむことは酒税法に違反してしまうそう。家庭で漬けこむことができるお酒はアルコール度数20度以上のものだけなのですって。
でも飲む直前に混ぜることは「製造」とみなされないので大丈夫。そこでまたまたはちみつの出番です。
事前にはちみつと果物を漬けこんで、果物の美味しいエキスを充分にひきだしておけば、飲む直前にワインとステアするだけでとびきり美味しいサングリアのできあがり。

スパイスの効果

今回、使用したものはシナモンスティックとスターアニス。スパイシーさを求めるならこの2つのアイテムはマスト。はちみつとの相性がとても良いのです。
サングリアの場合だけでなく、シンプルなはちみつレモンをつくるときにも良いアクセントになるスパイスです。
ぜひ試してみて。


参考
日本ミード協会(2018)「ミードとは」
長安孝浩税理士事務所(2016)「サングリアと酒税法」

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